本社研修一行が帰国した翌々日の8月24日〜9月1日までニューヨーク、シカゴの視察に行ってきました。
ニューヨークはちょうど20年ぶりの訪問でした。
ニューヨークは言わずも知れたアメリカ第一の都市で、ヨーロッパからの移民によって開拓され発展した都市です。
今回の目的はニューヨークの特徴を掴み、ビジネスにおいて重点先となるか、でした。
とりあえずはマンハッタンと言われるニューヨークの中心になる地域を隈なく散策し、有名なところをひと通り訪れました。また、今まで西海岸で視察していた店舗も訪れ、ニューヨークと西海岸での違いを感じました。
端的に言えば、ロサンゼルスも物価は高いですがニューヨークはそれ以上に物価が高く、こちらの物価に慣れてきた私でも高いと感じるほどでした。
また、やはりヨーロッパからの距離が近いこともあり、人種もヨーロッパ系を中心に全世界から人が訪れているのを実感しました。
ロサンゼルスに住んでいると、聞こえてくる言語は英語の他にスペイン語、中国語、韓国語などですが、ニューヨークではそれ以外にもフランス語やイタリア語、その他おそらく東欧の言葉が聞こえました。これはロサンゼルスではあまり無い事でした。ビックアップルという別名が相応しいほど多種多様な国や人種が集まっていました。
しかし、地域によってはやはりホームレスが多くいたり、黒人が露店でブランド品を販売していたりと少し怖さも感じました。
そんな中で、ニューヨークにある茶道教室の和室を視察させて貰いました。お茶のための炉が切ってあったり、床柱があったりととても本格的でしたが、すべてニューヨークにある日本人の造作屋が造られたとの事でした。
今回はなるべく街の雰囲気を感じる為に電車、バス、徒歩での移動だったため、マンハッタン以外の地域には行けませんでしたが、ロサンゼルスよりも富裕層や観光客が多く、消費単価は高いように感じました。しかし、その中で日本文化への興味や関心はロサンゼルスに比べると薄いかなという実感です。